ブラジル修行日記その七拾六\( ˆoˆ )/

ブラジリアン柔術 CBJJE

ブラジル修行日記の2007年6月行ってみましょう

CBJJEの設立

この月になってブラジルに新たな柔術連盟ができました
ブラジルには元々、ムンジアルを開催しているCBJJがあり、それに対抗する形で2002年にノヴァウニオン系のCBJJOができました
ムンジアルはご存知のように賞金等一切出ませんが、CBJJOは黒帯の優勝者に5000レアルの賞金を出していました
2004年までは1000レアルだったのに、2005年から一気に5倍にしました
そして、一説によると2005年の賞金が一部は払われたが、残りは遅れたという噂(コブリーニャ情報)w
そんなこんなで連盟自体が消滅していってしまいました
そして、新たにサンパウロのロータス柔術を中心とした新団体CBJJEが設立されました

サンパウロ州選手権が同日に開催

6月の後半、CBJJ系のサンパウロ州選手権と新団体CBJJEのサンパウロ州選手権が同日に開催されました
私はまだこの時点では昼練はBRASA、夜はアンドレの道場で練習という形をとっていました
BRASAの監督レオジーニョの判断は新団体CBJJEのパウリスタに参加するという方針でした
この日、サンパウロ市内では従来のパウリスタ、新団体のパウリスタはサンパウロ市近郊の街で行われることになりました
昼くらいにBRASAの昼練場所の道場に集合になりました
車3台くらいに分かれてみんなで行くことになりました
アンドレの姿はありませんでした
メンデス兄弟はサンパウロ市内のパウリスタにエントリーしていました
私もサンパウロ市内のパウリスタに出たかったですが、普段、一緒に昼練をやってるレオやルーカス・レイチやBRASAの仲間たちが新団体のパウリスタに出るので仕方なく一緒に出ました
車で移動中に誰かがメンデス兄弟がサンパウロ市内で開催されているパウリスタでクローズアウトしたという情報を教えてくれました
チアゴ・バホスもメンデス兄弟にはサクッと負けたようでした

ベースボールバットチョークで失神

私のエントリーした紫帯プルーマ級は4名しかエントリーがありませんでした
新団体ということ、同日にサンパウロ市内でパウリスタが開催されていること、開催場所が少し都会から離れているということなどが影響して、4名という少ないエントリーでした
先月、ブラジレイロで負けて、その前もパウリスタの決勝で負けていたので、今回、負けると3連敗です
3連敗したことはなかったので、絶対にここで連敗を阻止しないとダメだという気持ちが強かったです
2回勝てば優勝なので、このくらいのトーナメントを優勝できないようじゃダメだという思いで挑みました
久しぶりに気合が入りまくっていました
1回戦が始まりました
セコンドにはレオがついてくれました
いつものように先に引き込みある程度、相手のパスガードを見てそれから潜りスイープで返しました
私が上になるとなぜか?相手は足を効かせて来ないので、ハーフガードから一気にマウントに行きました
この時点でポイントで9−0です
私がマウントになると相手は下から両腕を伸ばして私のエリを掴んで絞めにきました
ここまで試合が始まって1分も経っていません
私は心の中で『やったーこんなところから絞めが極まるわけねーじゃねーか腕十字で秒殺してやる』と思いました
締めが極まる前に腕へし折ってやるくらいに思っていました
ここで私の記憶がなくなっています
・・・・・・・・・・・・・・・・
次の瞬間、気づいたら早く試合を続けなきゃと足をフックしてガードを取りました
しかし、それはレフェリーが私の両足を持って振っていました
つまり、私は相手のベースボールバットチョークによって失神してしまいました
そして私はなんと自分が失神したことに気づかずレフェリーにガードポジションを取っていましたw
そしてレフェリーが『はい、君、落ちたから、終わり、終わり』って言われて気づきました
絶対、勝てると思っていたので、悔しくて、悔しくて
あそこで欲を出して腕を取りに行ったことをめちゃくちゃ後悔しました
不用意だった自分に腹が立って腹が立って仕方ありませんでした
悔しさのあまりしばらく、アップスペースで自分の靴をぶん投げたりしてました
周りのブラジル人が「おっ!ジャポネース荒れてんな」みたいな目で見ていましたがそれも気になりませんでした
この試合は私の柔術人生の中でも1、2を争う悔しい試合の一つです
普段は負けてもそんなに荒れたりしませんw
しばらくしてチームメイトがいるスタンド席に戻ると見ていたみんなが曰く、私は相手のバックを取るような形で落ちていたそうです
つまり、相手はわざとマウントを取らせて完全に反転して亀になったみたいです
全ては相手の作戦だったみたいです
次の日、道場に行くとレオがベースボールバットチョークのディフェンス方法を丁寧に教えてくれました
あの場面では腕十字に行かず、まず絞めをディフェンスしなさいというものでした
ちなみにブラジルではマウントを取られた状態からやるこの絞めのことを自殺絞めと呼びます
ベースボールバッドチョークは2013年にマジッド・ヘイジがクラーク・グレイシーを絞め落としたことで有名になりましたね
参考までに動画を載せておきます
YouTube Preview Image
クラークもマウント取ったところでやられてますね
私もだいたいこんな感じでした
続く

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